[The Daily Star]パキスタンの元首相イムラン・カーン氏は、権力の座から逃れるためにでっち上げられた罪状で言い渡されたとして、懲役1年の刑に服しており、強力な軍部と「条件付き交渉」を行うことを提案した。
カーン氏は軍と何を話し合いたいのかは明らかにしなかったが、昨日の公式Xアカウントへの投稿で、交渉の条件の一つは「クリーンかつ透明性のある」選挙が実施され、自身の支持者に対する「偽りの」訴訟が取り下げられることだと述べた。
ムハンマド氏は、あらゆる交渉において自身の代理人として、親しい政治的盟友であり軍への批判者として知られているマフムード・カーン・アチャクザイ氏を任命したと述べた。軍はこれまでカーン氏との交渉を否定していた。
カーン氏はXで「軍指導部が代表者を任命すれば条件付き交渉を行う」と述べた。「国は宣言されていない戒厳令下にある」と同氏は付け加えた。
「我々は実際の意思決定者である軍指導部との交渉を望んでいる」と述べ、いかなる協議でも「傀儡」政府と同席することを拒否したと付け加えた。
カーン氏の申し出に応えて、軍は5月7日の記者会見のビデオクリップを公開した。その中で軍報道官のアハメド・シャリフ・チョードリー少将は、「自軍への攻撃に関与しているいかなる政治的イデオロギー、いかなる政治指導者、いかなる政治グループとも」共に座ることはできないと述べた。
軍は、カーン氏と彼の政党が、昨年彼の拘留に対する大規模な抗議活動中に発生した軍事施設への攻撃の背後にいると主張している。カーン氏は、2022年に議会の不信任決議で彼を追放されたことについて軍の責任を主張しているが、軍はこれを否定している。
パキスタンの76年の歴史の半分以上を統治し、政治において重要な役割を果たしてきた軍は、政府の問題には関与しないとしている。
カーン氏は汚職から国家機密漏洩に至るまで数十件の罪で昨年8月から投獄されている。
彼の投獄は、経済危機に直面し、国際通貨基金による救済を受けているパキスタンの政治的不安定さをさらに高めた。
カーン氏と彼の率いるパキスタン・テフリク・エ・インサフ(PTI)党は、この告発は彼の権力への復帰を阻止するための政治的動機によるものだと主張している。
Bangladesh News/The Daily Star 20240801
https://www.thedailystar.net/news/asia/south-asia/news/imran-offers-conditional-talks-pak-military-3666691
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