タイソン・フーズは需要回復で四半期予想を上回る

[Financial Express]ロイター通信によると、タイソン・フーズは月曜日、第3四半期の売上高と利益がウォール街の予想を上回り、同社の肉製品の需要が回復し、穀物価格の低下により家畜飼料のコストが削減されたことを示した。

タイソン・フーズは、2023年に売上が減少した後、外食費の高騰により人々が自宅で料理をすることが多くなったため、一部の顧客が店舗に戻って製品を購入し始めているのに気づき始めている。

米国の食肉加工会社の第4四半期の純売上高は1.6%増の133億5000万ドルで、アナリスト予想の132億4000万ドルを上回った。同社は引き続き、通年の売上高は2023年度と同水準になると予想している。

同社最大の牛肉部門は、平均枝肉重量の増加が牽引した前四半期の2.8%増に続き、4.4%増となった。牛肉部門の価格も、牛の供給不足に引き続き悩まされたため1.4%上昇した。しかし、2023年に供給過剰に苦しんだタイソンの鶏肉部門の売上は、四半期で3.2%減少し、価格も3.7%下落した。タイソンは以前、消費者の需要に合わせて供給を調整するため生産量を減らしたと述べていた。

同様に、豚肉部門は四半期売上高が10.4パーセント増加したと報告したが、数量は1.2パーセントの増加にとどまり、豚肉の供給量が増えた第2四半期の2.9パーセントより低い伸びとなった。

一方、タイソン・フーズも積極的なコスト管理計画を実施し、養鶏施設を売却し、米国の鶏肉工場6カ所を閉鎖し、豚肉工場を閉鎖すると発表し、利益率を上げるために人員削減を行った。

穀物価格と原材料費の低下により、タイソン・フーズは調整後1株当たり利益が87セントとなり、65セントの予想を上回った。


Bangladesh News/Financial Express 20240806
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/tyson-foods-surpasses-quarterly-estimates-as-demand-rebounds-1722876991/?date=06-08-2024