イスラエルとヒズボラの貿易ストライキ、緊張が高まる

[Financial Express]マイファドゥン、8月6日(BBC):イスラエルは、レバノン南部の武装組織ヒズボラが使用していた「軍事施設」に対して空爆を実施したと発表した。

レバノン保健省は、イスラエル国境から約30キロ離れたマイファドゥンの町にある住宅への攻撃で4人が死亡したと発表した。

治安筋はAFP通信に対し、4人はヒズボラの戦闘員だと語った。明らかに報復として、ヒズボラはイスラエル北部の町々にドローン攻撃を仕掛け、2人が負傷した。

これはイスラエルとヒズボラ、そして同組織を支援するイランとの間で緊張が高まる中で起きた。

先週、イスラエルの空爆により、レバノンの首都ベイルートの南郊でヒズボラの上級司令官フアド・シュクルが殺害された。イスラエル当局はこれを「情報に基づく排除」と呼んでいる。イスラエル当局は、シュクルが先月イスラエル占領下のゴラン高原でロケット弾攻撃を行い、子供や若者12人を殺害した張本人であると述べている。ヒズボラはこの攻撃への関与を否定している。

シュクル氏が暗殺されてから数時間後、ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏がイランの首都テヘランで殺害された。イランはイスラエルの犯行だと非難した。ヒズボラとイランは殺害をめぐって報復すると明言しており、報復合戦が地域紛争の拡大につながる恐れがあるとの懸念が高まっている。

米国を含む数カ国は、国民に対し、できるだけ早くレバノンから退去するよう呼びかけている。レバノンの外務大臣は火曜日、シュクル氏の死に対するヒズボラの対応が大きな緊張を招かないように努めていると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20240807
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/israel-hezbollah-trade-strikes-as-tensions-simmer-1722960129/?date=07-08-2024