[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は前日の急騰後、金曜は安定を維持した。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に金利を引き下げると投資家が確信するなか、米国債利回りの低下が支えとなった。
金現物は木曜日に1.9%上昇した後、1351GMT時点で0.1%下落し1オンス当たり2,422.99ドルとなった。米国の金先物は2,462ドルで横ばいだった。
しかし、金価格は今週これまでに約0.8%下落しており、6月7日以来最大の週間下落となる見込みだ。株式市場の広範な売りと連動して投資家がポジションを清算したため、価格は月曜日に最大3%下落した。
「中期的には、金の見通しは引き続き良好で、マクロ経済の根底にある要因により、下落は短期間で終わる可能性が高い」とOANDAのマーケットパルスの市場アナリスト、ザイン・バウダ氏は述べた。「昨日発表された米国の失業保険申請件数データは景気後退懸念を和らげ、金価格を押し上げた。さらに、今週のFRBの発言は、金利引き下げが近いとの見方を裏付けている」
ドルは他の通貨に対して0.1%下落し、他の通貨保有者にとって金の魅力が増した一方、指標10年国債の利回りは低下した。
スポット銀は0.9%下落して1オンス当たり27.29ドル、プラチナは0.9%下落して922.05ドルとなった。両金属とも週間で下落する見通しだ。
パラジウムは1.3%下落して910.25ドルとなったが、週間では上昇する見込みだ。
Bangladesh News/Financial Express 20240810
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-holds-ground-on-us-fed-rate-cut-hopes-lower-yields-1723221477/?date=10-08-2024
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