[The Daily Star]フィリピンのノーベル賞受賞者マリア・レッサ氏のニュースウェブサイト「ラップラー」は、メディア企業を閉鎖するという規制当局の決定を裁判所が覆したことを受け、企業ライセンスの回復を求める控訴に勝訴した。
控訴裁判所は、昨日公表された7月23日の判決で、フィリピン証券取引委員会(SEC)が2018年にラップラーの閉鎖を命じたのは権限を超えたとの判決を下した。
「SECは赤を見た雄牛のように、法律と判例を徹底的に調べ上げ、ラップラーの死という目標を達成した」と裁判所は判決文で述べた。
SECは、まだ判決のコピーを受け取っていないとしてコメントを控えた。レッサ氏はこの判決を歓迎し、「8年間の苦痛に満ちた嫌がらせの後の無罪判決」だと述べた。
「ジャーナリストは敵ではない」とレッサ氏は判決が公表された数時間後の記者会見で語った。
ラップラーの営業許可は、米国に拠点を置く企業に預託権を売却した際にメディア企業に対する外資規制に違反したとして2018年に取り消された。
Bangladesh News/The Daily Star 20240810
https://www.thedailystar.net/news/asia/news/philippines-court-rappler-wins-appeal-overturn-shutdown-order-3673406
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