抗議を鎮圧するために提起された訴訟はすべて取り下げられる

[The Daily Star]暫定政府は、先週シェイク・ハシナ政権の追放につながった最近の学生と国民の大規模な蜂起を鎮圧する目的で提起されたすべての訴訟を取り下げると発表した。

報道発表によると、この決定は昨日、法務省の会議室で行われた法律顧問のアシフ・ナズルル教授と法務省の職員との会議中になされたという。

同省は、7月1日から8月5日の間に無実の抗議者に対して提起されたすべての訴訟を取り下げるために、3営業日以内に措置を取ることを決定した。

嫌がらせ目的で起訴され逮捕された少年らを矯正施設から釈放するための手配が、今後3営業日以内に行われる予定だ。

さらに、法務省は法務部のホットライン番号16430を通じて、虚偽の事件の被害者となった人々への支援も提供する。

同省は会議の中で、抗議活動中の殺害に関与した者らに対する裁判を速やかに行うことも決定した。

同省は、テロ対策法とサイバーセキュリティ法に基づいて提起された訴訟を取り下げる措置も講じると述べた。

法執行機関と準軍事組織のメンバーが抗議者たちに発砲し、そのうちの多数が後に訴訟を起こされた。

後に反政府運動へと発展した学生抗議運動を中心とする暴力行為で、学生や警察官を含む400人以上が死亡した。

8月5日、モハメド・シャハブディン大統領は国民に向けたテレビ演説で、学生運動中に様々な虚偽の事件で拘留されていた者を含むすべての囚人が釈放されるだろうと述べた。

翌日、BNPとジャマーアト・エ・イスラミの幹部数名を含む少なくとも計2,400人が、割当制度改革抗議活動を中心とした暴力事件をめぐり、首都のさまざまな警察署に提訴された事件で保釈された。

裁判記録によると、7月16日から8月4日の間に市内の39の警察署に270件以上の訴訟が起こされた。ほとんどの訴訟の原告は警察官だった。

これらの事件の容疑には、違法集会、暴動、法執行官への暴行、器物損壊、放火などが含まれている。

警察筋によると、7月18日から30日にかけて、首都と51地区で872件の事件が起こされ、学生、BNPとジャマート・シビル党員を含む少なくとも1万134人が逮捕された。


Bangladesh News/The Daily Star 20240811
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/all-cases-filed-quell-protests-will-be-withdrawn-3674046