ガーナ、政府が20%出資する新たな金精錬所を開設

[Financial Express]アクラ(ガーナ)8月11日(ロイター)―ガーナは木曜、アフリカの主要金生産者が何世紀にもわたって同国で採掘されてきた貴金属の価値を高め、収益を増やす取り組みの一環として、国が株式を保有する同国初の商業用金精錬所をオープンした。

ロイヤル・ガーナ・ゴールド精錬所はインドのロジー・ロイヤル・ミネラルズ社とガーナ中央銀行の官民パートナーシップで、銀行が20パーセントの株式を保有しており、1日あたり400キログラム(クグ)の金を精錬する能力がある。

同社は、大規模鉱山から金の加工ライセンスを取得する前に、小規模および職人的な鉱山から金を調達する予定だ。

首都アクラでの開所式で演説したマハムドゥ・バウミア副大統領は、ロイヤル・ゴールド精錬所の開設は金の密輸を抑制し、貴金属による国家収入の増加につながる「新時代」の始まりとなるだろうと語った。

「金の精錬能力があれば、適正価格で販売することができ、国内で金の経済的価値を維持すると同時に、若者に多くの雇用を創出することができる」と彼は語った。

ガーナでは、認可を受けた生産者による金が未加工の状態で輸出される一方、地元ではガラムセイと呼ばれる無規制の職人的採掘者による相当量の金が国外に密輸されている。


Bangladesh News/Financial Express 20240812
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/ghana-opens-new-gold-refinery-with-20pc-government-stake-1723394249/?date=12-08-2024