巨大地震警報を受けて数千人が日本旅行をキャンセル

[Financial Express]東京、8月13日(AFP):日本の前例のない巨大地震警報により、高リスク地域にあるホテルの予約が数千件キャンセルされ、繁忙期の一つとなるはずだったこの時期に企業に大きな打撃を与えているとホテル経営者らが火曜日に明らかにした。

気象庁は先週、木曜日に南部でマグニチュード7.1の地震が発生し、少なくとも15人が負傷したことを受けて、巨大地震が発生する可能性が高まったと発表した。

当局によると、この警報はこの種のものとしては初めてで、巨大地震が差し迫っていることを意味するのではなく、そのような地震が発生する危険性が、まだ低いとはいえ高まったことを意味するという。

警報の対象となっているのは、東京西部の静岡から九州南端まで広がる、長さ800キロ(500マイル)の海底地帯、いわゆる「南海トラフ」だ。

最も大きな被害が予想される地域の一つであるコーチ西部では、地元のホテル組合によると、先週警報が発令されて以来、少なくとも9,400人がホテルの予約をキャンセルした。

組合代表の西谷進氏はAFPに対し、8月9日から18日までのキャンセルにより、約1億4000万円(94万8000ドル)の収入損失が発生したと語った。

この警告は、多くの日本人が故郷を訪れて先祖を敬う観光業にとって繁忙期である日本の毎年恒例の「お盆」休暇と重なった。

「例年、この時期は市内のホテルや旅館はどこも満室になる」と西谷さんは言う。


Bangladesh News/Financial Express 20240814
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/thousands-cancel-japan-trips-after-megaquake-alert-1723563204/?date=14-08-2024