英国の年間インフレ率は今年初めて上昇

[Financial Express]ロンドン、8月14日(AFP):英国の年間インフレ率は7月に今年初めて上昇し、現在はイングランド銀行の目標を再び上回っていることが水曜日に発表された公式データで明らかになった。

英国立統計局は声明で、消費者物価指数(CPI)は7月までの12カ月間で2.2%上昇し、6月の年間2.0%上昇を上回ったと発表した。

ONSは、この上昇は「主にガスと電気の価格が1年未満で下落したことによる」と付け加えた。

アナリストらによると、インフレ率の上昇によりイングランド銀行がすぐに金利を引き下げるのを阻む可能性がある。

今月初め、英国のインフレ率が40年ぶりの高水準から目標の2%に近づいたことを受けて、イングランド銀行は新型コロナウイルスのパンデミック発生以来初めて借入コストを引き下げた。

調査会社キャピタル・エコノミクスの英国担当副主任エコノミスト、ルース・グレゴリー氏は、水曜日のデータは「物価上昇圧力の継続に関する銀行の懸念を完全に緩和するものではないかもしれない」と指摘した。

「そして、それはおそらく9月に連続した金利引き下げを促すには十分ではないだろう。」

しかしグレゴリー氏は、イングランド銀行が今年も利下げし、主要金利を5.0%から4.5%に引き下げると予想していると付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20240815
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/uk-annual-inflation-rises-first-time-this-year-1723654143/?date=15-08-2024