中国企業が世界最速充電EVバッテリーを主張

中国企業が世界最速充電EVバッテリーを主張
[Financial Express]北京、8月14日(BBC):中国の自動車メーカー、ジーカーは、同社の新型電気自動車(EV)用バッテリーは、業界リーダーのテスラやBYDを含むどのライバルよりも充電が速いと発表した。

同社は、アップグレードされたバッテリーは、超高速充電ステーションを使用すれば、10分半で10%から80%の容量まで充電できると主張している。

比較すると、イーロン・マスクのテスラは、モデル3は15分の充電で175マイル(282キロ)走行可能としており、これは同車の全走行距離の半分弱に相当する。

来週から発売されるジークルの2025年型007セダンは、同社が新型バッテリーを搭載した最初の車両となる。

同社によれば、バッテリーは寒冷地でも性能がよく、マイナス10度という低温でも30分以内に容量の10%から80%まで充電できるという。

BBCニュースはテスラとBYDに連絡を取り、ジーカーの発表に対する反応を求めた。

コンサルティング会社シノ・オート・インサイツの創設者兼マネージング・ディレクターのトゥ・レ氏はBBCに対し、「テスラの充電技術はもはや業界をリードするものではなく、しばらく前からそうだった」と語った。

「ジークルのこうした大胆な主張は信憑性があるが、さらに重要なのは、たとえこれが最速充電EVバッテリーではないとしても、最速のEVバッテリーの1つになることは、彼らにとってまだ大きな飛躍であるということ」

「中国での競争は信じられないほど熾烈で、BYDのようなブランドが規模と売り上げを優先する一方で、ジークル、李 [オート]、ニオのようなブランドは充電体験の最大化に重点を置いている」と中国を拠点とする自動車業界評論家のマーク・レインフォード氏は語った。


Bangladesh News/Financial Express 20240815
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/china-firm-claims-worlds-fastest-charging-ev-battery-1723659651/?date=15-08-2024