安全、すべての人に平等な権利

[The Daily Star]マナバディカル・ションスクリティ財団は、少数民族に対する過去の暴力事件に関して前政権が何もしなかったことが、少数民族に対する過激派グループによる攻撃と弾圧の継続を助長したと述べた。

同財団はまた、宗教や民族に関係なく、すべての人に保護と平等な権利が保障されることを要求した。同財団はプレス声明で、全国で最近起きた少数民族に対する暴力と弾圧を非難した。

声明では、反差別学生運動の間、学生と一般市民は差別をなくすことによって非共同体的な民主的な国家と社会の樹立を訴えたと述べている。

しかし、シェイク・ハシナ首相の辞任後、一部の人々は政府や民間の施設、さらには大臣や国会議員を含む当時の与党の多くの指導者の自宅や財産を攻撃し、破壊し、放火することで、蓄積された怒りを表現した。

さらに、52地区でヒンズー教徒少数派の住居や宗教施設に対する襲撃事件が少なくとも205件発生し、少数派の安全が脅かされている。

声明によると、財団はこれらの事件に対して非難と怒りを表明した。

彼らは、いかなる政権移行期においても、宗教的・民族的少数派が攻撃の犠牲になることが多いと述べた。少数派はこうした暴力に直面して故郷から逃げ出し、中には国を離れる者もいる。

今回はそうはならなかったが、少数派に対する最近の攻撃は政治的動機によるものだと決めつけようとする者が多く、これは現実を回避し言い訳を作ろうとする試みとみられている、と彼らは述べた。

声明では、財団は宗教や民族に関係なく、国内のすべての人々の保護と平等な権利を確保するのは国家の責任であると考えていると述べている。

また、あらゆる形態の分裂、敵意、抑圧、暴力、破壊を放棄し、生命と財産の保護を確保するようすべての人に呼びかけました。

また、別のプレスリリースでは、首都ジャトラバリ地区で若者3人が殺害された事件も非難。単なる疑惑や確執によるこのような超法規的殺人は容認できず、重大な人権侵害に当たると述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20240817
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/safety-equal-rights-all-3679266