[The Daily Star]「息子は何も悪いことをしていないのに、なぜ射殺されたのか。息子の死に対して公正な裁判と正義を求める」と、8月5日にダッカのバダ地区で銃撃され死亡したライハンさん(17歳)の母親、レヘナさんは語った。
ライハンさんは7月初めからバダの従兄弟の家を訪れ、そこで割り当て改革の抗議活動に参加し、学生たちの要求が満たされるまでパトゥアカリ・サダール郡チャウラブニア村の自宅に戻らないことを選んだ。
パトゥアカリのマドラサ出身で2025年にダヒル試験を受ける候補者であるライハンさんは、貧しい家庭の出身だ。父親のカマル・アコンさんは日雇い労働者として働き、母親のレヘナさんは主婦だ。妹のジャナティさんはたった5歳だ。
8月5日の朝、ライハンさんはバダ地区での抗議活動に参加していたところ、学生デモ参加者への発砲で胸と脚に6発の銃弾を受けた。
彼はすぐにダッカ医科大学病院に搬送され、当直医が死亡を宣告した。
彼の遺体は検死もされずにその日の夜にパトゥアカリに運ばれ、翌日家族の墓地に埋葬された。
ライハンの村を訪れた際、記者は絶望に陥った家族を目にした。ライハンの母親は彼の墓の横に立ってこう言った。「息子に何が悪かったのでしょう。彼は差別のない制度を望んだのに、彼らは息子を6回も撃ったのです。」
父親は彼女を慰め、「息子は一生懸命勉強していました。良い成績を収めて、いつか公務員になって貧しい家族を支えてくれるのが私たちの夢でした。息子の早すぎる死で私たちの夢は打ち砕かれました」と付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20240817
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/lives-we-lost/news/they-shot-my-boy-six-times-3679136
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