市長や議員らが逃亡し、行政サービスが中断

市長や議員らが逃亡し、行政サービスが中断
[The Daily Star]8月5日のアワミ連盟主導の政権追放後、市長とほとんどの区議会議員が不在となったため、バリシャル市の行政サービスは深刻な混乱に陥っている。

BCC 傘下の 40 人の区議会議員のうち、それぞれの区役所とのつながりを保っているのは 8 人だけだ。8 人全員が BNP の支援を受けている。

各種証明書や重要書類の発行など、市役所や区議会のほぼすべてのサービスが停止しており、住民に多大な迷惑をかけている。

BCCの情報筋によると、8月5日に悪党たちがBCCの別館から物品や設備を略奪し、放火したことで状況は悪化したという。

同日、第19区の議員で元市長のガジ・ナイマル・ホセイン・リトゥ氏が悪党らによって焼き殺された。

それ以来、BCCの市長アブル・カイル・アブドラ氏と31人の区議会議員は、全員がAL関係者であるため、安全上の懸念から逃亡を続けている。

市内のさまざまな区を訪問した本特派員は、8月5日以来、第20区と第22区を含むいくつかの区議会議員の事務所が破壊され、略奪されているのを目撃した。第2区のムンナ・ハウラダー議員の住居も襲撃され、略奪された。

「出生証明書を受け取るために、この1週間毎日市会議員事務所に通ったが、何も得られなかった。親AL派のムンナ市会議員が8月5日以来逃亡したため、事務所は閉鎖されたままだ」と、第2区の住民スヴァンカール・チャクラボルティさんは語った。

20区の住民も同様の苦境に陥っていた。

BCCの最高経営責任者イスラエル・ホサイン氏は、この問題を解決するための代替手段を考え出そうとしていると語った。

一方、8月14日、暫定政府は市長や市議会議員が不在の市役所を運営するために、最高経営責任者(CEO)に完全な行政権と財政権限を与えることを決定した。

この決定はバリサルではまだ実施されていない。


Bangladesh News/The Daily Star 20240819
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/services-disrupted-mayor-councillors-flee-3680701