ダッカ住民、タクセムの逮捕を要求

ダッカ住民、タクセムの逮捕を要求
[The Daily Star]ダッカの一部住民は昨日、関係当局に対し、ダッカ上下水道公社の元専務理事タクセム・A・カーン氏を直ちに逮捕し、処罰するよう要求した。

「タクセム氏が直ちに逮捕されず、起訴されなければ、同氏は自身の影響力と権力を駆使して長年にわたる汚職と不正行為の証拠を隠蔽し、いつでも国外に逃亡する可能性がある」とダッカのジュライン地区在住のミザヌール・ラーマン氏は語った。

彼はカルワン・バザールのワサ・ババン前で人間の鎖を作り、この要求を行った。

ミザヌール氏は、2019年4月23日にワサ・ババンの前でタクセム氏の辞任を求めてデモを行ったジュライン、シャンプール、マディヤ・バダ、ランプラ、テジガオン地域の数百人の住民の一人だった。

ミザヌールが汚い水が入った水差しをタクセムに皮肉たっぷりの「シャーベット」の贈り物として運んでいる姿は、ダッカ住民の記憶に今も鮮明に残っている。

ワサ氏は最近、タクセム氏が15年以上にわたり同社の取締役を務め、同氏に対する広範囲にわたる不正行為、汚職、略奪の疑惑に関するニュースが新聞で定期的に報道されていたにもかかわらず、同氏を解雇した。

彼に代わってAKMシャヒド・ウディンが就任した。

特に、タクセム氏が不法に巨額の富を蓄え、ワサ従業員多目的協同組合の資金から13億2千万タカを横領したことに関して、汚職防止委員会に苦情が申し立てられた。

ミザヌール氏は、彼に対してこれほど多くの容疑がかけられているにもかかわらず、彼に対する訴訟は起こされておらず、逮捕もされていないと述べた。

同氏はまた、「タクセム氏が専務理事を務めていた間、ダッカ・ワサは専制的なやり方で運営され、不正行為、権力の乱用、広範囲にわたる汚職などの罪状を犯す場となっていた」と述べた。

ミザヌール氏はヒューマン・チェーンについて言及し、ワサの新任取締役AKM・シャヒド・ウディン氏の交代も要求した。

「AKMシャヒド・ウディンは長年タクセムの汚職の共犯者だった」とミザヌール氏は報道を引用して主張した。


Bangladesh News/The Daily Star 20240819
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/dhaka-residents-demand-arrest-taqsem-3680726