[Financial Express]ハイデラバード、8月19日(ロイター): 複数の国が2つの人気ブランドの汚染リスクをめぐり対策を講じた後、インド当局が実施した検査でロイターが入手したデータによると、検査されたスパイスサンプルの約12%が品質と安全基準を満たしていなかった。
インド食品安全基準局は、香港が4月に高濃度農薬を理由にMDHとエベレストブランドの一部のスパイスブレンドの販売を停止したことを受けて、混合スパイスの検査、サンプリング、検査を実施した。
その後、英国はインドからのすべてのスパイス輸入に対する規制を強化し、ニュージーランド、米国、オーストラリアはブランドに関連する問題を調査していると述べている。
MDH社とエベレスト社は、自社の製品は安全に摂取できるとしている。同社のスパイスは、世界最大のスパイス輸出国、生産国、消費国であるインドで最も人気のあるスパイスの一つであり、ヨーロッパ、アジア、北米で販売されている。
ロイターがインドの情報公開法に基づいて入手したデータによると、5月から7月初めにかけて検査された4,054のサンプルのうち474が品質と安全性の基準を満たしていなかったことがわかった。
同安全機関はロイター通信に対し、検査したスパイスのブランド別の内訳は把握していないが、関係企業に対して必要な措置を講じていると述べた。
同社はインド法の罰則規定に言及し、「不適合サンプルに対する措置は規定通り講じられた」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
ロイターは公開記録請求で検査に不合格となったすべてのサンプルに関する報告を求めたが、当局はそのような報告は入手できないと述べた。
ザイオン・マーケット・リサーチによると、インドの国内スパイス市場は2022年に104億4000万ドルと評価された。3月に終了した会計年度におけるスパイスおよびスパイス製品の輸出額は過去最高の44億6000万ドルだった。
Bangladesh News/Financial Express 20240820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/12pc-of-indias-spice-samples-fail-quality-standards-1724089759/?date=20-08-2024
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