はさみ紛失で日本航空便欠航

はさみ紛失で日本航空便欠航
[Financial Express]東京、8月20日(BBC): 日本の空港では週末、搭乗ゲート近くの店舗でハサミが紛失したため、36便が欠航、201便が遅延した。

北海道の新千歳空港国内線ターミナルでの保安検査が土曜日の朝約2時間中断され、数百人の旅行者が一時的に足止めされた。

出発ロビーの乗客は再度のセキュリティチェックを余儀なくされ、大きな渋滞と行列が発生した。

当局は行方不明になったハサミの捜索を試み、翌日同じ店でハサミが見つかった。

ハサミは紛失した土曜日には見つからなかったが、その日のうちに保安検査と飛行は再開された。

新千歳空港を運営する北海道エアポートは月曜日、このハサミが日曜日に店の従業員によって発見されたと発表した。

当局は、ハサミが紛失したものと同じものであることが確認されるまで発表を控えたと説明した。

欠航や遅延の影響を受けた旅行者の多くは、日本のお盆休み後に帰省していた。

「待つ以外に選択肢はないと思う」と当時、ある旅行者は地元メディアに語った。「でも、もう少し慎重になってくれるといいなと思う」

別の旅行者は「最近は心配することがたくさんある…終わりがない。家に帰るまで安心できない」と語った。

国土交通省は北海道空港会社に対し、原因の究明と再発防止を求めた。

北海道空港は「店舗の保管・管理体制が不十分だったことが原因と認識している。ハイジャックやテロにもつながりかねない事件だと認識しており、改めて管理意識の徹底に努める」としている。

Xのソーシャルメディアユーザーは、この事件に対する空港の対応を称賛し、日本の航空安全に対する信頼が再確認されたと述べる人もいた。

「この事件は日本の航空業界の安全性とマニュアルの徹底ぶりを証明した!」とあるユーザーは書いた。

「新千歳空港は安心して利用できる空港だと改めて実感した」という声もあった。

航空分析会社OAGによると、新千歳空港は日本で最も利用者数の多い空港の一つで、東京と札幌を結ぶ国内航空路線としては世界で2番目に利用者数が多い。

2022年には1,500万人以上の旅行者がこの空港を利用した。


Bangladesh News/Financial Express 20240821
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/flights-cancelled-in-japan-after-scissors-go-missing-1724169362/?date=21-08-2024