騒乱の影響を受けた7月、労働者の流出が30%増加

騒乱の影響を受けた7月、労働者の流出が30%増加
[Financial Express]先月(7月)は、主に月後半に学生による反差別運動により深刻な混乱が見られたにもかかわらず、労働者の流出は前月に比べて増加した。

労働力雇用訓練局(BMET)が発表したデータによると、7月に海外で職を見つけたバングラデシュ人労働者は7万1441人で、6月の5万5045人から29.78%増加した。

学生運動の影響で当時の政府は政府機関や民間の事務所を一週間ほど閉鎖したが、それでも海外に出向いた労働者の数は前月に比べて増加した。

当時、サウジアラビア行きの航空便もいくつか欠航となった。しかし、サウジアラビアの国営航空会社であるサウディア航空は、労働者のために特別便を運航した。

BMETの職員は、保留中の許可は事務所が開いた時に与えられたと述べた。また、空港への移動は夜間外出禁止令の範囲外であった。これらの措置の結果、海外雇用部門に大きな影響はなかったと彼らは述べた。

しかし、マレーシア市場の閉鎖により、この業界は大きな打撃を受け、6月の労働者総流出数は5月に比べて58%以上減少した。

労働力雇用訓練局(BMET)のデータによると、5月に131,696人のバングラデシュ人労働者が海外に出国し、そのうち47,809人がマレーシアに渡った。

BMETの雇用担当副局長であるシャー・アブドゥル・タリク氏は、多少の混乱はあったものの、事務所が開いている間は労働者に許可証を発行し続けたと述べた。

同氏はまた、マレーシア市場の閉鎖により、バングラデシュからサウジアラビアへの労働者の流出が増加していると述べた。「しかし、海外雇用の年間目標は今年達成されない可能性が高い。」

外国人労働者福祉・海外雇用省は、2024年までに120万人の労働者を送り出す目標を掲げている。

今年最初の7か月間に、約580,419人の労働者が海外へ渡航した。そのうち、52%以上がサウジアラビアへ、次いで16%がマレーシア、7.0%以上がカタール、7.0%未満がアラブ首長国連邦へ渡航した。

マレーシアは5月31日、バングラデシュ人を含む外国人労働者の募集を停止した。マレーシアはバングラデシュにとってサウジアラビアに次ぐ第2位の労働市場だった。この労働受け入れ国はバングラデシュの受け入れを開放して以来、毎月2万~3万人の労働者を雇用してきた。

バングラデシュの送金収入も通常のペースを取り戻し始めている。かつては送金しないように言われていた賃金労働者たちは、政権交代後、今では公式ルートを通じて苦労して稼いだお金を母国に送金している。

バングラデシュ銀行のデータによると、8月最初の17日間で外国人が合法的なルートを通じてバングラデシュに11億4,400万ドルを送金した。

1976年以来、1,400万人以上のバングラデシュ人が仕事を求めて海外に出国した。バングラデシュは主に湾岸諸国を含む18カ国に労働者を送り出している。

海外駐在員は毎年、銀行を通じて平均210億~220億米ドルを母国に送金している。

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Bangladesh News/Financial Express 20240821
https://today.thefinancialexpress.com.bd/last-page/workers-outflow-rises-30pc-in-unrest-hit-july-1724177200/?date=21-08-2024