[Financial Express]トリポリ、8月24日(AFP):リビアの武装集団と当局は、最近の戦闘と同国中央銀行をめぐる危機の高まりに対する国連の懸念を受けて、トリポリで重要なインフラの安全確保に合意したと、同国の内務大臣が金曜日に発表した。
人口680万人のこの北アフリカの国は、2011年にNATOの支援を受けた蜂起で長年の独裁者ムアマル・カダフィが倒されて以来、何年にもわたる紛争からの復興に苦闘している。
シリアは、アブドルハミド・ドベイバ首相率いる首都トリポリの国連承認政権と、軍の実力者ハリファ・ハフタル氏が支援する東部の対立政権に依然として分裂している。
「国防省と連携し、トリポリのすべての治安部隊を結集し、空港と陸上国境、首都の政府(機関)本部の警備で合意に達することができた」と国連承認政府のイマド・トラベルシ内務大臣は述べた。
同氏はさらに、武装勢力と治安部隊は合意を「直ちに発効させる意向を表明した」と付け加えた。
「24時間以内に、リビア中央銀行を含むすべての政府庁舎を安全に保つ」
2012年から同銀行総裁を務めるセディク・アル・カビール氏は、リビアの石油資源と国家予算の管理をめぐり、ドベイバ首相に近い人物から批判を受けている。
火曜日、リビアにおける国連政治ミッションの代表代理ステファニー・クーリー氏は国連安全保障理事会に対し、トリポリ郊外での武装集団間の最近の戦闘やカビール氏の強制追放の試みを挙げ、「過去2か月でリビアの状況は急速に悪化した」と述べた。
国連ミッション(国連SMIL)は木曜日、関係者に自制を求め、「リビア中央銀行をめぐる危機を解決するために武力を使用するという脅迫を含む、トリポリでの軍動員の報告について深刻な懸念」を表明した。
Bangladesh News/Financial Express 20240825
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/libyan-armed-groups-authorities-reach-deal-1724512199/?date=25-08-2024
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