洪水被害を受けたフェニで生活必需品の価格が急騰

[Financial Express]フェニ、8月26日(バングラデシュ連合ニュース):フェニのパルシュラム、フルガジ、チャガルナイヤ、サダール郡の被災地域では洪水が引き始めており、必須の食料品や日用品の価格が急騰している。

10タカのろうそくが現在100タカで売られており、この地域の一部の商人による極端な搾取が浮き彫りになっている。

最も切望される品物の中には、平たい米(チラ)、膨化米(ムリ)、糖蜜(グル)などの乾燥食品がある。救援活動に不可欠なこれらの品物も価格が高騰している。かつて1,300タカだったガスボンベは、現在2,500~2,600タカで販売されている。大きな供給不足はないものの、商人たちは洪水危機に乗じて価格を大幅に引き上げている。

フェニ市最大の卸売市場では、価格が洪水前の1.5倍から2倍に急騰している。売り手らは、価格は毎日上昇しており、すぐに安定する兆しはないと認めている。

卸売市場のアビール・ストアのオーナー、アミール・ホサイン氏は「輸送費は3倍に膨れ上がり、卸売業者は洪水の状況を利用して価格をつり上げている。すべては倉庫シンジケートとトレーダーのせいだ」と語った。

ソナガジ在住のシャリフ・ウラーさんは、「商品が不足しており、入手できるわずかな品物の値段は2倍になっている。停電のため、10タカのろうそくが100タカになっている。この高騰した価格でも、品物を見つけるのは難しい」と語った。

フェニの国家消費者権利保護局の副局長、モハンマド・カウサール氏は「価格上昇を予想しており、状況を監視している。輸送費は上昇しているが、安定供給を維持するために価格を適正に保つよう業者に要請している」と述べた。

スジョン(良き統治を求める市民)事務局長のモハンマド・シャハダット・ホサイン氏は、「特に下層階級と中流階級にとって、価格高騰は耐え難いものだ。商人たちの過剰な利益への貪欲さが状況を悪化させている」と語った。

危機が深刻化するにつれ、フェニの人々は救済の兆しも見えないまま、高騰する物価の重圧に苦しみ続けている。


Bangladesh News/Financial Express 20240827
https://today.thefinancialexpress.com.bd/country/prices-of-essentials-surge-in-flood-affected-feni-1724696955/?date=27-08-2024