[Financial Express]ワシントン、8月28日(ロイター):米連邦準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が、雇用市場のさらなる悪化を防ぐため、来月、中央銀行は借入コストを引き下げる用意があると示唆したことを受け、米国で最も人気のある住宅ローンの金利は16カ月ぶりの低水準に下落した。
米抵当銀行協会は水曜日、8月23日までの1週間の30年固定金利住宅ローンの平均契約金利が6ベーシスポイント低下し、6.44%となったと発表した。これは2023年4月以来の最低水準だ。
住宅ローン金利が4週間で38ベーシスポイント低下したことで、金利がさらに高かったときに住宅を購入した所有者が月々の返済額を低く抑えようと動いたため、借り換え申請は高止まりしている。MBAの30年平均金利は昨年10月に7.9%で最高値に達した。
住宅購入希望者が金利のさらなる低下を期待しているため、住宅ローン申請と購入申請はそれぞれわずか0.5%と1%の増加にとどまった。
金利先物は、FRBが今年末までに短期金利を1パーセントポイント引き下げるだろうという見方を反映している。
借入コストの上昇と売り出し中の新築・中古住宅の数が限られていることから、住宅所有はますます多くの人にとって手の届かないものとなっている。民主党の大統領候補カマラ・ハリス氏と共和党のライバルであるドナルド・トランプ氏は、11月の大統領選で有権者へのアピールの柱として住宅購入のしやすさを掲げており、それぞれ異なる方法で米国民のコスト削減を約束している。
Bangladesh News/Financial Express 20240829
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-30-year-mortgage-rate-falls-1724870194/?date=29-08-2024
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