アップル、インドのストリーミング市場でシェア拡大を狙う

[Financial Express]ベンガルール、8月29日(ロイター):米アップルはインドの通信会社バーティ・エアテルと提携し、同社のプレミアム顧客に音楽と動画のストリーミングサービスを無料で提供する。これにより、米大手企業は世界で最も人口の多い国で何千人もの消費者にアクセスできるようになる。

主に英語のコンテンツを扱うりんご TVは、インドの280億ドル規模のメディア・エンターテインメント市場では小規模な存在であり、その競合にはネットフリックス、アマゾンプライムビデオ、ディズニーホットスター、億万長者のムケシュ・アンバニ氏のジオシネマなどがある。

この動きは、インドで競争が激化し、それぞれストリーミングサービスを展開するリライアンスとウォルト・ディズニーのインドメディア資産の85億ドルの合併が独占禁止法規制当局の厳しい監視に直面している中で行われた。

「りんご TVは、エアテルのプレミアムウィーフィおよびポストペイドプランとセットで提供される」とエアテルは火曜日の声明で述べたが、両社は提携の契約額や費用に関する情報を明らかにしなかった。

アップルミュージックは、エアテルのウィンク音楽アプリの現在のプレミアムユーザーにも提供される予定だが、ウィンクは廃止される予定だ。エアテルによると、ウィンクの従業員は同社に吸収されるという。

同社の戦略に詳しい2人の情報筋によると、エアテルは2億8100万人の加入者を抱えるインド第2位の通信事業者であり、アップルにとって今回の契約はデジタルサービスでより幅広い消費者層にリーチすることを目的としているという。

アンバニ氏のリライアンス・ジオ通信サービスには4億8900万人のユーザーがいる。

インド国内外の競合プラットフォームのほとんどは、自社のオリジナル作品だけでなく、他のスタジオの古い映画やテレビ番組もユーザーに提供している。


Bangladesh News/Financial Express 20240830
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/apple-eyes-bigger-slice-of-indias-streaming-1724955744/?date=30-08-2024