パキスタン首相がユヌス氏に電話、関係強化求める

パキスタン首相がユヌス氏に電話、関係強化求める
[The Daily Star]パキスタンのムハンマド・シェバズ・シャリフ首相は昨日、バングラデシュ暫定政府の指導者に就任したムハマド・ユヌス主席顧問に電話で祝意を伝えた。

パキスタン首相は、両南アジア諸国間の友好関係が両国民の利益となる実質的な協力関係につながることを祝福し、両国に最善の祝福を表明したと、首席顧問の報道部門が伝えた。

ユヌス教授は、シャリフ首相の電話と、バングラデシュの洪水被害者への哀悼の意を伝える先のメッセージに感謝した。

シャリフ氏は、バングラデシュ南部と南東部の洪水の被害を受けた人々を支援する意向を表明した。

パキスタン首相は、二国間の貿易と経済協力の拡大には大きな可能性があると述べ、両国間の関係を活性化させる必要性を強調した。

首相は、外務次官級協議やダッカ・イスラマバード間の合同経済委員会などのメカニズムを再開する必要性を強調した。また、SAARCプロセスを再活性化させる必要性も強調した。

ユヌス教授は、南アジア諸国間の関係を強化するために、SAARCを地域フォーラムのトップとして再活性化することに尽力していると述べた。同教授は、SAARC首脳会議を定期的に開催し、SAARC諸国の首脳と政府首脳による短い会合をできるだけ早く開催する必要性を強調した。

ユヌス氏はまた、両国間の経済関係と国民同士のつながりを強化するよう求めた。

ユヌス教授が主席顧問に就任した後、シャリフ首相はメッセージで同教授に祝意を表した。


Bangladesh News/The Daily Star 20240831
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/pakistan-pm-calls-yunus-seeks-deepen-ties-3690581