[Financial Express]ドーハ、9月1日(ロイター):国営カタールエネルギーは、尿素生産量を現在の年間600万トンから1240万トン以上に増やす予定だと、同社の最高経営責任者(CEO)が日曜の記者会見で述べたが、具体的な時期は明らかにしなかった。
カタールのエネルギー問題担当国務大臣でもあるサード・アル・カビ氏は、肥料の主要原料である尿素の生産ラインを新たに4本建設することで、生産量が106%増加すると述べた。同氏は、最初の生産ラインは2030年までに稼働する予定だと述べた。
「将来の尿素市場を考えてみると、今日の人類の成長と、今後20~30年で15~20億人の人口が加わることを考えると、食糧生産のための尿素の需要は飛躍的に増加するだろう」とカビ氏は語った。
同氏はまた、ノースフィールドからのガス生産拡大プロジェクトの建設は予定通りに進んでいると述べた。
この大規模な拡張により、カタールエナジーの液化天然ガス(LNG)生産量は現在のレベルより85%増加する見込みだ。ノースフィールドは、カタールとイランが共有する世界最大の天然ガス田の一部で、イランはサウスパルスと呼んでいる。
カビ氏はまた、カタールの東部ドゥハーン地域に3つ目の新しい太陽光発電所を建設し、2030年までにカタールの太陽エネルギー総生産量を2倍以上の4,000メガワットに増やすと発表した。
Bangladesh News/Financial Express 20240902
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/qatarenergy-to-double-annual-urea-production-1725205783/?date=02-09-2024
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