汚職調査委員会を設置:CAB

汚職調査委員会を設置:CAB
[The Daily Star]バングラデシュ消費者協会は昨日、同国の電力・エネルギー部門における前アワミ連盟政権による汚職、不正行為、富の略奪を調査するための独立委員会の設置を求めた。

ダッカ記者会見場で行われた記者会見で、CABのエネルギー顧問であるM・シャムスル・アラム教授は、今後3年以内に電力・エネルギー部門をより消費者に優しいものにすることを目的とした11項目の改革案を発表した。

同氏は、これらの提案を実施することで、業界における不正行為、汚職、略奪的コストを排除できると述べた。

主な提案には、今後3年間の燃料および電力価格の凍結、エネルギー部門改革委員会の設置、人材募集委員会を通じてバングラデシュエネルギー規制委員会に経験豊富で中立かつ誠実な職員を任命すること、エネルギー関連企業の管理機関から幹部職員を排除すること、電力部門企業のトップ職員を交代させること、改革プロセスにすべての利害関係者を直接関与させること、省庁の役割を政策規制に限定すること、2010年の電力およびエネルギー供給の迅速強化(特別規定)法の撤回、BERCの下での燃料価格の設定、政府系企業が営利目的なくサービスを提供できるようにする、汚職職員を特定して起訴することなどが含まれている。

アラム氏は、前政権がエネルギー部門を寡頭政治に変えたと批判した。「この部門の改革を完了するには、政府が少なくとも2~3年は必要だろう。我々は政府と協力して取り組む用意もある」と同氏は述べた。

同氏はまた、アダニ発電所やサミット・グループとの協定などの破棄を求めた。

CABの法律顧問弁護士ジョティルモイ・バルア氏は、この分野の企業が過去15年間にわたって略奪的な利益を上げてきたことを強調した。

同氏は、法律上、BERCがエネルギー価格を設定すべきだが、前政権は一貫して燃料価格を独自に設定してきたと指摘した。


Bangladesh News/The Daily Star 20240902
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/form-commission-probe-graft-cab-3692136