イラン最高裁判所、2022年の抗議活動での殺害事件で警備隊ボランティアの死刑を支持

[Financial Express]ドバイ、9月3日(AP通信):イラン最高裁判所は、マハサ・アミニさんの死をめぐる2022年の抗議活動中に住宅を襲撃し、60歳の男性を殺害した同国の準軍事組織革命防衛隊の全志願兵部隊のメンバーに対する死刑判決を支持したと、弁護士が火曜日に明らかにした。

バシジのメンバーに科された判決は、アミニの死をめぐってあらゆる反対派に対し数ヶ月に及ぶ血みどろの弾圧を繰り広げたイランの治安部隊の責任を問うまれな機会となった。500人以上が殺害され、2万2000人以上が拘留された。

それ以来、イランは、弾圧中に拘束され、治安部隊を殺害したとして告発された複数の抗議者を、海外の活動家から批判された非公開裁判の末、死刑に処した。2022年に拘束された抗議者の弁護を務めた弁護士パヤム・デラフシャン氏はAP通信に対し、最高裁が8月26日にカラジ市のカーペット販売業者モハメド・ジャメボゾルグ氏の殺害について判決を下したと語った。

有罪判決を受けたバシジのメンバーらは、首都テヘランの北西約40キロにあるカラジのジャメボゾルグ氏の自宅を襲撃し、同氏の息子を含むアミニ抗議運動に参加しているデモ参加者を探した。イニシャルのみで特定されたバシジのメンバーは、ジャメボゾルグ氏の頭部を銃で撃ち、殺害した。

他の2人の衛兵隊員も懲役刑を受けた。イラン政府と国営メディアはこの判決を報道しなかった。


Bangladesh News/Financial Express 20240904
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/irans-top-court-backs-death-penalty-for-guard-volunteer-over-2022-protest-killing-1725375653/?date=04-09-2024