国連気象機関、記録的な猛暑を受けて「赤色警報」を発令

[Financial Express]シンガポール、9月4日(AFP):国連気象・気候機関のジョナサン・マクレラン事務局長は水曜日、世界の猛暑指数が8月に再び記録を更新したことを受け、気温上昇により世界的に「赤色警報」を発令すべきだと述べた。

AFPが確認したEUの気候監視システムの予備データによると、8月の世界の平均気温は2年連続で過去最高を記録した。

また気象当局によると、オーストラリア、日本、中国の一部、ノルウェーでは記録上最も暑い8月となった。

世界気象機関(WMO)のセレステ・サウロ事務局長は「気温が上昇しているのは明らかだ...我々が望む以上に」と語った。

「そしてそれは行動が十分ではないからです。」

2024年8月の正確な世界平均気温はまだわかっていないが、EUのコペルニクス気候変動サービス(C3S)は、昨年8月に記録された16.82℃(62.28華氏)を上回ると予測している。

「閾値は常に破られている」とサウロ氏はシンガポールで開かれた地方気象局の地域気候フォーラムで語った。

サウロ氏はまた、気象機関の監視と支援を強化するよう求め、「より多くの資源が必要だ」と付け加えた。

このフォーラムは、世界気象機関(WMO)がアジア太平洋地域における気候変動の影響に関する最新の評価を発表し、多くの地域で海面上昇が平均を上回っていると警告してから数日後に開催された。

C3Sによると、8月の記録はほぼ途切れることなく15か月連続で更新され、各月ともその時期の最高気温記録を更新し続けている。


Bangladesh News/Financial Express 20240905
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/un-weather-agency-warns-of-red-alert-after-record-heat-1725475726/?date=05-09-2024