国境での殺人:それぞれを調査し、責任者を処罰せよ

[The Daily Star]ダッカはインド政府に対し、国境で起きたすべての殺人事件について調査を行い、責任者を特定し、裁判にかけるよう要請した。

この呼びかけは、外務省がダッカのインド大使館に送った正式な抗議文書の中で行われた。

これは主に、9月1日にインド国境警備隊(BSF)によって射殺された、モウルビバザール州ジュリ郡の13歳のバングラデシュ人少女シュワルナ・ダスの殺害に抗議するためだった。

また、「バングラデシュ政府はインド政府に対し、このような凶悪な行為の繰り返しをやめ、国境での全ての殺人事件について調査を行い、責任者を特定して裁判にかけるよう要請した」とも述べた。

人権団体アイン・オ・サリシュ・ケンドラ(ASK)によれば、2023年に国境沿いでバングラデシュ人31人がBSFによって殺害され、そのうち28人が射殺された。

2021年と2022年にBSFによって殺害されたバングラデシュ国民の数はそれぞれ18人と23人で、2009年から2020年の間に少なくとも522人のバングラデシュ人が殺害されたという。

外務省の声明によると、「バングラデシュはこのような残虐な行為に強く抗議し、非難するとともに、事件に対する深い懸念を表明した」という。

バングラデシュ政府はインド政府に対し、国境でのこのような殺人事件は望ましくなく不当であり、このような行為は1975年のインド・バングラデシュ国境当局共同ガイドラインの規定に違反していると改めて指摘した。


Bangladesh News/The Daily Star 20240906
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/border-killing-probe-each-punish-the-responsible-3695556