[Financial Express]北京、9月8日(ロイター):中国のリチウム先物は金曜日、電気自動車に主に使用される金属の供給急増により、マクロ経済の懸念から下落傾向が加速し、新たな安値に下落した。
広州先物取引所で最も取引量が多かった11月の炭酸リチウム先物は1トン当たり6万9700元(9835.74米ドル)となり、昨年7月に上場されて以来の最低値を記録した。
その後、下げ幅は若干縮小し、日中の取引は前週金曜日の終値から9.8%下落して7万1200元で終了した。アナリストらは、今週の下落はマクロ経済情勢の悪化によるものだと指摘した。
米国と中国の製造業活動の弱さを示すデータは世界中の投資家の間で経済不安を強め、リスク資産の下落につながった。
それに加えて、リチウム市場は、以前のブームが企業に新しいプロジェクトを立ち上げさせたため、生産量の急速な増加に悩まされてきた。
国営調査会社アンタイケは、今年の世界のリチウム資源供給が20万トン近く余剰になると予測している。
世界のリチウム化学品生産量の約3分の2を占める中国では、主に東部青海省での低コストの塩水採掘を中心とする新規プロジェクトの立ち上げにより、今年の生産量が大幅に増加した。
情報提供会社ミスティールが推定した月間生産量は、7月と8月にそれぞれ6万5500トンと6万900トンに増加し、前年同期比で40%以上増加した。
リチウム先物は前月比12%下落し、今年初めからは36%下落した。
Bangladesh News/Financial Express 20240909
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/china-lithium-prices-hit-new-low-on-surging-supplies-1725807949/?date=09-09-2024
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