[Financial Express]サンフランシスコ、9月9日(ロイター):アップルは9日、新型「iPhone(アイフォーン)」シリーズを発表する予定で、従来のハードウェアのアップグレードではなく、主力機種の機能に人工知能(AI)がどのように組み込まれたかに重点を置く。
米太平洋夏時間午前10時にアップル本社のアップルパークで開催されるこのイベントは、同社が6月に開発者会議で発表した内容に続くものだ。同会議では、命令に応じてテキストや画像、その他のコンテンツを作り出すことができる生成型AI「アップルインテリジェンス」が披露された。
同社はまた、マイクロソフトが支援する開けるAIが開発したチャットボット「チャットGPT」との統合を特徴とする音声アシスタントシリの改良版も披露した。
このリフレッシュは、アイフォンが中国でファーウェイとの厳しい競争に直面している中で行われた。中国の消費者はAI機能の強化を切望しており、そのためのお金を払う用意がある。ファーウェイ自身も、りんごのイベントのわずか数時間後に自社の製品発表を予定している。アップルインテリジェンスが中国市場で発売されるには、北京の承認が必要だ。7月、開けるAIは中国でのチャットGPTへのアクセスをブロックしたが、これはチャットボットのシリへの統合に影響を及ぼす可能性がある。
「中国市場は米国市場よりもAI機能に飢えている」とクリエイティブ・ストラテジーズのCEO兼主席アナリスト、ベン・バジャリン氏は語る。「中国にすぐにAI機能を持ち込むのは非常に難しいので、ハードウェアのメリットを重視することになるだろう」
アイフォンは昨年のりんごの売上高3,830億ドルの半分以上を占めており、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社にとって、アイフォンの売り上げが低迷する中、AI機能が消費者のアップグレードを促すと期待する同社にとって、新しいデバイスは重要なアップデートとなる。
Bangladesh News/Financial Express 20240910
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/apples-iphone-16-to-put-ai-features-in-focus-1725898283/?date=10-09-2024
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