[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は火曜日、2,500ドルの水準を上回って堅調に推移した。市場参加者は来週発表される米インフレデータで連邦準備制度理事会(FRB)による利下げの深さに関するさらなる手がかりを得られるとみている。
金現物は東部標準時午前9時10分(グリニッジ標準時午後1時10分)時点で0.3%上昇し、1オンス当たり2,513.07ドルとなった。米国の金先物は0.4%上昇し、2,542.10ドルとなった。
TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「金価格は極めて狭い範囲で取引されており、次のきっかけを待っている。そのきっかけは今夜の米大統領選討論会と、その直後に発表される明日のインフレデータになる可能性が高い」と述べた。
投資家は水曜日の米国消費者物価指数データと木曜日の生産者物価指数を注意深く精査するだろう。
ロイターの調査によると、8月の消費者物価指数は前月比0.2%上昇し、前月から変わらずとなる見込みだ。
「スポット金は心理的な水準である2,500ドルを上回ってサポートされており、CPI発表後にこの大きな丸い数字を下回ると、8月中旬以来一貫して強気派が押し目買いを繰り返すはずだ」とエクシニティ・グループの主任市場アナリスト、ハン・タン氏は述べた。
今年これまでに金価格は21%上昇し、8月20日には史上最高値の2,531.60ドルに達した。
金利が低下すると、利回りゼロの金塊を保有する機会費用が削減されます。
CMEフェドウォッチツールによると、市場は現在、9月17~18日のFRB会合で25ベーシスポイントの米利下げが行われる可能性を73%、50ベーシスポイントの利下げが行われる可能性を27%織り込んでいる。
銀現物は0.3%上昇し、1オンス当たり28.43ドルとなった。
プラチナは0.9%上昇して946.75ドル、パラジウムは1.2%上昇して957.58ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240911
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/gold-holds-firm-above-2500-level-1725981554/?date=11-09-2024
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