[Financial Express]テヘラン、9月11日(AFP):イランの新大統領、マソウド・ペゼシュキアン氏は、就任後初の外国訪問ですでに緊密な関係をさらに深めるべく、水曜日に隣国イラクを訪問する予定だ。
ペゼシュキアン氏は、イランの国際的孤立を緩和し、米国主導の制裁によるイラン経済への影響を緩和することを目指し、近隣諸国との関係を優先すると誓った。
彼の訪問は、西側諸国が火曜日に、ウクライナ攻撃に使用するためにロシアに短距離ミサイルを供給したことに対するイランに対する新たな制裁を発表した後に行われた。
また、ガザでの戦争によって引き起こされた中東の混乱の中での出来事でもあり、この戦争は同地域一帯にイランが支援する武装集団を引きつけ、バグダッドとワシントンの関係を複雑化させている。
イラク治安当局によると、火曜日の夜、バグダッド国際空港にある米国主導の反ジハード主義連合の基地で爆発音が聞こえた。
イランが支援するイラクのヒズボラ旅団の報道官は、火曜夜の「攻撃」は「イラン大統領のバグダッド訪問を妨害する」ことが目的だったと述べた。
シーア派が多数派を占める両国、イランとイラクの関係は、2003年の米国主導の侵攻でイラクの独裁者サダム・フセインによるスンニ派中心の政権が倒されて以来、より緊密になっている。
「今回の訪問は、両国間の友好的かつ兄弟的な関係を様々な分野で促進し、深める機会となるだろう」とイラン外務省報道官ナセル・カナニ氏は今週語った。
ペゼシュキアン氏は関係強化を制裁圧力と直接結び付けている。
「近隣諸国との関係は、制裁による圧力をかなり中和することができる」と同氏は先月語った。
Bangladesh News/Financial Express 20240912
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/iran-president-visits-iraq-to-cement-already-close-ties-1726068334/?date=12-09-2024
関連