新バングラデシュにおける派閥争いの兆候は懸念事項

新バングラデシュにおける派閥争いの兆候は懸念事項
[Prothom Alo]バングラデシュの政党は、自らの利益ではなく国民の意志を代表するべきだ。しかし、新生バングラデシュにおける派閥主義、権力の簒奪、強奪の兆候は、不安を生じさせている。

講演者は、今日の民主主義の日を記念してトランスペアレンシー・インターナショナル・バングラデシュ(TIB)が主催した「新しいバングラデシュにおける良き統治と民主主義:若者の期待」に関する討論会でこのように述べた。

討論の司会を務めたTIBのイフテカルザマン事務局長は、バングラデシュは独裁政権の崩壊により、国を前進させるチャンスを得たと語った。社会には意見の相違があるだろうが、共通の基盤を一致団結して見つけられるのか、それとも多数派が自らの意見を他者に押し付けるのかを議論すべきだ。

「私は彼ら(大多数)に教訓を学ぶよう言うつもりだ。もしそうしなければ、あなた方はファシズムに身を投じ、同じ道をたどることになるだろう」とイフテハルザマン氏は語った。

同氏は、政党だけでなく、文民・軍官僚機構、法執行機関、その他すべての組織も過去から教訓を得るべきだと指摘した。

会議で演説した学生反差別運動のコーディネーター、ハスナット・アブドラ氏は、反対意見を表明する人々にはさらなる安全が与えられるべきだと述べた。

「我々は権力に責任を負わせることを歓迎する。この慣行は継続されるべきだ」と彼は付け加えた。

彼はまた、全員に学生の指導力への信頼を維持するよう促した。

もう一人のコーディネーター、アリフ・ソヘル氏は、この国の政党は歴史的に見て国民の意思を反映していないと述べた。政党は常に特定のグループの利益を守っている。政党はグループの利益を超えて、真に国民に奉仕しなければならない。そのためには、民主化は草の根レベルから行われるべきだ。

政党内で個人主義や縁故主義は許されないと彼は付け加えた。

ジャティヤ・ナゴリク委員会のスポークスマン、サマンタ・シャルミン氏、作家のサダト・ホサイン氏、ジャーナリストのシム・ナセル氏、ファラビ・ハフィズ氏らが会議で発言した。


Bangladesh News/Prothom Alo 20240916
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