[Financial Express]ジャカルタ、9月15日(ロイター):インドネシア政府高官は、首都ジャカルタなど大都市の大気質改善に向け、補助金付きで汚染物質を排出する燃料の品質向上を図るとともに、そうした燃料を販売する車両を減らす計画だと述べた。
東南アジア最大の経済大国は現在、広く使用されている90オクタンガソリンと一部のバイオディーゼルに対して包括的な補助金を実施しているが、これらは硫黄含有量が高く、主要都市の慢性的な大気汚染の一因となっている。
政府は国営エネルギー会社プルタミナに対し、これらの燃料の硫黄含有量を減らし、販売を制限するよう命じる予定だと、運輸部門を監督するラチマット・カイムディン副調整大臣は述べた。
同氏は木曜遅くに記者団に対し、燃料補助金の一部はプルタミナに再配分され、よりクリーンな燃料の生産コストに充てられるだろうと語った。
同社は特定の車へのこれらの燃料の販売を禁止すると同氏は付け加えたが、詳細は明らかにしなかった。プルタミナは、燃料購入を追跡できるように購入者ごとにQRコードを提供すると述べている。今月初め、400万台の車両にQRコードが割り当てられたと同社は述べた。
「補助金付き燃料の配布は対象を絞る必要がある」とラハマット氏は述べ、政府はこれらの燃料の価格を上げるつもりはなく、バイク、公共交通機関の車両、タクシー、相乗り用の車は引き続きこれらの燃料を購入する資格があると付け加えた。
政府の2025年度予算案にはエネルギー補助金改革案が含まれている。この案は現在議会で議論されており、9月後半に承認される予定だ。
インドネシア財務省のデータによると、同国は2024年の予算で電気や調理用ガスなどのエネルギー補助金に335兆ルピア(217億5000万ドル)、2025年の予算で394兆3000億ルピアを割り当てている。
Bangladesh News/Financial Express 20240916
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/indonesia-to-cut-subsidised-fuel-sales-to-limit-pollution-1726417273/?date=16-09-2024
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