業績発表を待つ中、株価は下落を続ける

業績発表を待つ中、株価は下落を続ける
[The Daily Star]バングラデシュの株式市場指数は昨日、慎重な投資家が重要な取引を行う前に企業収益の開示を待つことを選んだため、2日連続で下落した。

ダッカ証券取引所(DSE)の指標指数であるDSEXは前日比30.17ポイント(0.53%)下落し、5,681.60で取引を終え、2日連続で下落した。

同様に、シャリアに基づく企業を表す指数であるDSESは8.49ポイント(0.68%)下落して1,238.19となり、優良企業のDS30指数は16.91ポイント(0.81%)下落して2,068.61となった。

チッタゴン証券取引所も同様の下落傾向を示し、同港湾都市証券取引所の総合指数であるCASPIは41.66ポイント(0.26%)下落し、16,077.06で終了した。

DSEの取引状況では、156銘柄が値上がりし、182銘柄が値下がりし、63銘柄が変わらずだった。

当日の売買高(取引セッション中に取引された株式の総額)は5.08%減少し、63億4900万タカとなった。

個別銘柄の中では、ソナリ・アーンシュ・インダストリーズ・リミテッドが2億1,900万タカの売買高で、この日最も取引された銘柄となった。

さらに、非公開で交渉され実行される大量の証券取引を指すブロック取引は、その日の市場総取引高の3%を占めた。

セクター別の業績では、時価総額の大きいほとんどのセクターがマイナスの結果となり、エンジニアリングセクターが1.23%の減少で最大の損失を被った。

医薬品部門は1.09%下落し、続いて通信部門が0.77%、銀行部門が0.67%、食品・関連部門が0.52%、燃料・電力部門が0.18%下落した。

しかし、非銀行金融機関(NBFI)部門だけが2.11%の増加を記録した。

ランカバングラ金融ポータルによると、サイフ・パワーテック、イスラミ銀行バングラデシュ、ベスト・ホールディングス、プラガティ生命保険、スクエア・ファーマシューティカルズ、コンフィデンス・セメント、シーパール・ビーチ・リゾート&スパ、バングラデシュ・タイ・アルミニウム、フォーチュン・シューズ、DBHファイナンスなどの企業の株が最も投資家を引き付けた。

しかし、株価が2桁成長した企業はなかった。その中では、サイフ・パワーテックが1.46%と最も大きな上昇を記録し、これに続いてイスラミ銀行バングラデシュが1.42%の上昇を記録した。

ビーコン・ファーマシューティカルズ、ベキシムコ・ファーマシューティカルズ、BRAC銀行、オリンピック・インダストリーズ、レナータ、グラミンフォン、ラファージュホルシム・バングラデシュ、ACMEラボラトリーズ、オリオン・インフュージョン、プライム銀行は、さえない業績を示した。

市場全体の下落にもかかわらず、政府が現在進めている改革が資本市場に長期的な安定と成長をもたらす可能性があるため、投資家は楽観的である。

しかし、上場企業の財務状況がより明確になる企業収益報告が発表されるまで、多くの投資家は多額の投資を控えている。


Bangladesh News/The Daily Star 20240918
https://www.thedailystar.net/business/economy/stock/news/stock-keep-falling-amid-wait-earnings-disclosures-3705251