[Financial Express]ムンバイ、9月22日(ロイター):インド中央銀行は金曜の月報で、原油価格の下落に支えられ、今年度後半の総合インフレ率は平均4.5%になる可能性があるものの、食品価格の変動が課題となる可能性があると述べた。
インド準備銀行(RBI)は「一部の野菜価格ショックは反転し始めており、この状況が継続して拡大すれば、2024~25年第1四半期の食品インフレ動向を特徴づけた持続性は過去のものになるかもしれない」と述べた。
インドの8月の小売物価上昇率は3.65%で、野菜価格の高騰により7月の修正値3.60%を上回った。
小売物価上昇のほぼ半分を占める食品価格は、8月に5.66%上昇し、前月の5.42%上昇を上回った。
RBIはインフレ率を4.0%に目標設定しており、その許容範囲は上下2パーセントポイントとなっている。
インド準備銀行は、9月のインフレ率に不利なベース効果が「影響を及ぼす」可能性があると述べた。しかし、7~9月期には総合インフレ率が低下傾向にあるため、家計消費はより速いペースで伸びると付け加えた。
インド準備銀行は8月の会合で9回連続で主要金利を据え置き、金融政策の緩和を慎重に進めていくとみられる。
次回の金融政策会合は10月7~9日に予定されている。中央銀行は、銀行の信用と預金の伸びの差は縮まり始めており、貸し手は資金調達ニーズを満たすために引き続き預金証書に大きく依存していると指摘した。
Bangladesh News/Financial Express 20240923
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/food-price-volatility-may-pose-risk-to-indias-inflation-rbi-1727026773/?date=23-09-2024
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