[The Daily Star]バングラデシュの株価は、上場企業の今年7~9月期の収益開示を期待して投資家が利益の高い銘柄に新たな投資をしたため、前日の下落後、昨日はほぼ反発した。
暫定政府が金融セクター全体、特に株式市場の改革に向けて一連の措置を実施しているため、投資家は良好な統治が復活すると楽観的な見方を示した。
ダッカ証券取引所(DSE)の主要株価指数DSEXは前日比0.44%上昇し、5,760ポイントで取引を終えた。
同様に、シャリアに基づく企業の業績を表すDSES指数は前日比0.82%上昇して1,273ポイントとなり、2日連続で上昇傾向を示した。
同様に、優良株の動きを反映する指数であるDS30も前日比約0.10%上昇し、2,096ポイントとなった。
しかし、取引された株式の総額を測定するDSEの1日の取引高は、前回の取引セッションと比較して0.20パーセント減少し、67億4千万タカとなった。
銀行部門は売上高チャートで上位を占め、この日の総売上高の25.08%を占めた。
ブロック取引、つまり公開市場の外で非公開に交渉され実行される大量の証券取引は、市場全体の取引高の 7.2% を占めた。
最も取引量が多かったのはBRAC銀行で、売上高は約4億4,200万タカだった。
同国の主要証券取引所で取引された銘柄のうち、112銘柄は価格が上昇したが、他の237銘柄は下落し、49銘柄は価格変動がなかった。
セクター別に見ると、ジュート、銀行、非銀行金融機関(NBFI)がプラスで終了した上位3セクターとなった。
一方、UCB証券会社の市場アップデートによると、情報技術、生命保険・サービス、不動産がマイナスで終了した上位3セクターとなった。
時価総額100億ドル以上の企業で構成される大型株セクターの株価は、まちまちのパフォーマンスを示した。
銀行部門は2.18%上昇と最も高い伸びを記録し、次いでノンバンク金融機関(NBFI)部門と通信部門がそれぞれ1.07%と0.94%上昇した。
医薬品、食品・関連、燃料・電力、エンジニアリング部門はそれぞれ0.26%、0.37%、1.08%、1.19%の減少を記録した。
チッタゴン証券取引所では状況が異なり、同港湾都市取引所の主要指数であるCASPIは前日比0.01%下落し、1万6186ポイントで取引を終えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20240924
https://www.thedailystar.net/business/news/stocks-recover-single-day-slump-3710366
関連