[Financial Express]メキシコ市、9月24日(AFP):大型ハリケーンとしてメキシコ南部の太平洋沿岸を襲った熱帯暴風雨は火曜日に勢力を弱めたが、予報官らは今後数日間、沿岸部を浸水させる激しい雨と鉄砲水が予想されると警告した。
米国の国立ハリケーンセンター(NHC)は、「ゆっくりと移動するハリケーン『ジョン』は、今後1週間にわたりメキシコ南西部の沿岸部に非常に激しい降雨をもたらすだろう」と述べた。
「この大雨は、南部のチアパス州、オアハカ州、ゲレロ州で、甚大かつ壊滅的で生命を脅かすような洪水や土砂崩れを引き起こす可能性が高い」
当局は、ハリケーン「ジョン」がゲレロ州マルケリア付近に上陸する前に強風と雨が海岸を襲ったため、住民に避難するよう警告していた。
NHCは、午前9時GMT更新によると、最大持続風速が一時時速120マイルを超えた後、約70マイル(110キロ)に弱まったと発表した。
また、アカプルコの東から太平洋沿岸のラグナス・デ・チャカワにかけて熱帯暴風雨警報が発令されたと付け加えた。
NHCは「さらに急速に弱まることが予想され、ジョンは今日遅くには熱帯低気圧になると予想される」と述べた。
同局によると、ジョンは木曜日までにチアパス州の一部で最大15インチの雨をもたらし、オアハカ州とゲレロ州ではそのほぼ2倍の雨をもたらすと予想されている。
「ハリケーン・ジョンはオアハカ州とゲレロ州で異常な雨(250ミリ以上)(9.8インチ)をもたらしており、チアパス州では集中豪雨となっている」と国家市民保護局は火曜日早朝、Xへの投稿で述べた。
同局は月曜日に赤色警報を発令し、人々に屋内に留まり窓から離れるよう指示した。
Bangladesh News/Financial Express 20240925
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/tropical-storm-john-hits-mexicos-pacific-coast-1727195282/?date=25-09-2024
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