[Financial Express]東京、9月26日(BBC):日本のメディアの報道によると、日本の軍艦が初めて台湾と中国の間の台湾海峡を通過した。
海軍の駆逐艦「さざなみ」は水曜日、オーストラリアとニュージーランドの艦船に護衛され、北から南へ海峡を通過した。日本の大臣らは、同艦は南シナ海での軍事演習に参加するために向かっていると述べたと伝えられている。
これは日本にとって重大な動きとなるだろう。日本は、台湾と台湾海峡の自治権を主張する中国を怒らせないために、台湾海峡の船舶航行を避けてきたと考えられている。日本、台湾、中国のいずれも、この通航について公式にはコメントしていない。
中国国営紙「環球時報」は匿名の情報源を引用し、中国軍が「(船舶の)航路全体にわたって追跡と監視を行い、状況を制御していた」と伝えた。
全長180キロ(112マイル)の台湾海峡における航行の自由を主張するため、米国とその同盟国による哨戒活動が増加している。
米国と台湾はともに、この海峡は世界のコンテナ船の約半数が通過する重要な海上・貿易ルートであり、国際水域の一部であり、すべての海軍艦艇に開放されていると主張している。同海峡の主権と管轄権を主張する中国はこれに反対している。
数十年にわたり、米国太平洋艦隊は定期的にこの海峡を通過する唯一の外国海軍だった。しかし最近、カナダ、オーストラリア、英国、フランスがこれに加わった。2週間前にはドイツが数十年ぶりに海軍艦艇2隻をこの海峡に航行させた。
中国軍は、ドイツが9月13日に同海峡を通過したことで安全保障上のリスクが高まったと非難したが、ドイツ政府は国際基準に従って行動したと述べた。ドイツ海軍艦艇が同海峡を通過したのは22年ぶりのことだ。
これらの通過は極めて政治的であり、米国とその同盟国は北京の主張を受け入れていないことを中国に示すために計画されている。日本にとって、これは中国に直接挑戦しないという長年の方針からの大きな一歩でもある。
Bangladesh News/Financial Express 20240927
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/japan-sails-warship-through-taiwan-strait-for-first-time-1727372551/?date=27-09-2024
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