雨でクルナの魚の養殖場の60%が被害

雨でクルナの魚の養殖場の60%が被害
[The Daily Star]過去3日間の降り続く雨により、クルナ全域の養殖場は甚大な被害を受けており、特に収穫期のエビ養殖業者に大きな打撃を与えている。

何千もの囲いが流され、養殖業者は大きな損失に直面している。

同地区の水産局によると、1,195の池と7,510の魚の生け簀(地区全体の約60%)が浸水した。最も被害が大きいのはドゥムリア郡で、3,750の生け簀が水没した。パイクガチャ郡も1,850の生け簀が浸水した。

被害総額は9億4,600万タカと推定され、鯉の養殖業者を含む養殖業者は1億7,120万タカの損失に直面している。

エビ養殖業者は最も大きな打撃を受けており、5億8,700万タカの損失を被った。

さらに、1億5800万匹のエビの稚魚が処分された。

「収穫期のわずか数日前に、私の囲い地はすべて洪水に見舞われた」とドゥムリア郡の農家サイフル・ハックさんは語った。

サイフルさんは、魚用とエビ用の5ビガの囲いに70~80万タカを投資した。現在、囲いは破壊され、30万タカの借金と修理費の負担に直面している。

「再建には少なくとも3カ月かかるだろうし、ローンを返済する手段もない」と彼は付け加えた。

ドゥムリアのランプール村の農民ピブプロダス・ボイラギさんは「囲いを守るために網を買ったが、水位が高すぎた。投資したお金はすべて無駄になった」と語った。

「郡内の10の組合にあるほぼすべての池と囲い地が影響を受けている。一部の農家は網で囲い地を囲おうとしたが、大半は魚を守れなかった」とパイクガチャ郡の漁業担当官サイカット・マリック氏は語った。

「我々は農家の復興を支援するために取り組んでいる」と彼は付け加えた。

同地区の漁業担当官ジェイデブ・ポール氏は、過去3日間で5,810トンの魚と7,321トンの収穫可能なエビが流されたと報告した。

「エビ養殖業者は収穫期なので、最も影響を受けている。私たちは影響を受けた農家を支援するためのインセンティブを提供するよう取り組んでいる」と彼は語った。


Bangladesh News/The Daily Star 20240927
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/rain-damages-60pc-khulnas-fish-enclosures-3713221