[The Daily Star]カグラチャリの先住民コミュニティの住民は、9月19日の暴動以来1週間以上、恐怖とパニックの中で暮らしている。
「昼間はなんとか過ごせますが、夜は恐怖でいっぱいです」とスワニルバー・バザールの住民ランジット・トリプラさんは言う。「毎晩、また襲撃されるのではないかと警戒を怠りません。」
恐怖は地区全体に広がり、パンカヤ・パラ、ダヤラム・パラ、ペラ・チャラ、ギリプールなどの地域でも同様の不安が報告されている。これらの地域を訪問すると、地元の人々、特に先住民族の顔に緊張が表れているのが明らかになった。多くの人は恐れすぎて公に話すことができず、話した人も匿名を希望した。
パンカヤ・パラの住人であるヤング・マルマさん(仮名)は、9月19日の事件以来、コミュニティの誰も安らかに眠れていないと語った。「水曜日の夜、フェイスブックで広まった噂をめぐって、先住民コミュニティと入植者の間でまた騒動が起きた」とマルマさんは語った。「何百人もの入植者がパンカヤ・パラの近くに集まり、挑発的なスローガンを叫んでいた。」
警察と法執行機関がすぐに介入し、事態は収拾した。しかし、先住民族と入植者の間では依然として恐怖が高まっている。
両グループとも平和への希望を表明したと、チッタゴンの特派員が伝えている。
「丘陵地帯でこれ以上の暴力は望んでいません」とカグラチャリ・バザールの住民ノーブル・チャクマさんは言う。「平和共存を維持するためには、どちらのコミュニティも冷静さを保つ必要があります。私たちはみな人間であり、バングラデシュ国民なのです。」
サット・バイ・パラの住人モハメド・ユスフさんも同じような意見を述べ、バングラデシュのコミュニティーの人々でさえも恐怖の中で暮らしており、攻撃の可能性を防ぐために夜間も警戒を怠らないようにしていると述べた。
「我々はここで何年も平和に暮らしてきたが、9月19日以降、状況は突然変わった」と同氏は語り、「平和を取り戻すには双方の忍耐が必要だ」と付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20240927
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/sleepless-nights-khagrachhari-after-recent-violence-3713501
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