リンギット高でパーム先物価格が下落

[Financial Express]クアラルンプール、9月30日(ロイター):マレーシアのパーム油先物は、前月は総じて上昇して終了したが、月曜日は下落し、2営業日連続の下落となった。リンギ高が地合いを圧迫し、パーム油が引き続き競合油に対して割高な価格で取引されていることからトレーダーらは引き続き慎重姿勢を保った。

マレーシア証券取引所の12月渡しの基準パーム油先物は、終値で53リンギット(1.31%)下落し、1トン当たり3,998リンギット(970.15ドル)となった。

この契約は過去2回のセッションで3.71%下落したが、9月には依然として0.53%上昇した。

セランゴール州に拠点を置く証券会社ペリンドン・ベスタリの取締役パラマリンガム・スプラマニアム氏は、パーム油の価格は現在、競合する油に比べて高すぎるため、市場での需要を競うためには競合相手に近づく必要があると述べた。

「パーム油の価格は高騰しており、急いで購入しようとしている人は多くないが、競合する油の価格も調整されているため、(投資家は)価格が上がるのを待つことを望んでいる」と同氏は語った。

しかし、リンギット高と大連商品取引所(DCE)の休日休業が近々予定されていることが相まって、価格は下落している。

DCE は 10 月 1 日から 7 日まで中国のゴールデンウィーク休暇のため休業となります。

パーム油の貿易通貨であるリンギットは米ドルに対して0.02%上昇し、外貨を保有する買い手にとってパーム油の価格が上昇した。


Bangladesh News/Financial Express 20241001
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/palm-futures-decline-on-stronger-ringgit-1727718743/?date=01-10-2024