金価格上昇は一時停止

[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は水曜日、中東紛争の激化を受けて前日の取引で上昇した後、一息ついて下落した。トレーダーらは米国の金利に関するさらなる手がかりを待っている。 

金現物は、イランがイスラエルへのミサイル攻撃を開始したことを受けて火曜日に1%以上上昇した後、11時46分GMT時点で0.5%下落し、1オンス当たり2,650.89ドルとなった。

米国の金先物は0.7%下落し、2,672.00ドルとなった。

金価格の上昇を抑えたのは、ライバルである安全通貨ドルの強さだった。

キネシス・マネーの市場アナリスト、カルロ・アルベルト・デ・カーサ氏は「ドル高により金は短期的に圧力を受けているが、金にとって環境は依然として極めて好ましい」と述べた。

イスラエルの報復を含む中東情勢のさらなる悪化への懸念から、金価格は依然として最近の高値圏内にあった。

長期的には、実質金利の見通しが金価格を押し上げるだろうと、ANZの上級商品ストラテジスト、ダニエル・ハインズ氏はメモの中で述べた。

今年これまでの金価格の28パーセント上昇は、FRBの金融緩和が一因となっており、これにより利回りゼロの金の相対的魅力が高まっている。

トレーダーらは、11月にFRBが50ブプスの利下げを行う確率は38%とみている。


Bangladesh News/Financial Express 20241003
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-rally-pauses-1727887967/?date=03-10-2024