白書委員会がシレットで初の地域会議を開催

白書委員会がシレットで初の地域会議を開催
[The Daily Star]バングラデシュの経済状況に関する白書を作成するための委員会の初の地域会議が昨日の午後、シレットで開催された。

シレット管区のさまざまな分野の利害関係者は、政策対話センター(CPD)の著名な研究員であり委員会の委員長であるデバプリヤ・バッタチャルヤ博士の同席のもと、意見を述べた。

会議には300人以上が参加し、そのうち70人がお茶、観光、漁業、農業、通信、送金など、この地域のさまざまな経済面について議論した。

会議後、デバプリヤ博士は記者団に対し、会議の様子を説明した。

同氏は「非常に有意義で成功した議論だった。議論では地域や地方の問題が前面に出たほか、国家レベルで議論している問題も反映された」と述べた。

デバプリヤ氏は、「この地域の開発のために大規模なプロジェクトがいくつも実行されてきたが、未完了のままであるということについても議論された。さらに、洪水や石の採掘といった環境災害についても議論された」と語った。

「この地域の後進的な人々に関する議論が大きく取り上げられている。一方では障害者やトランスジェンダーのコミュニティが、他方では先住民や山岳地帯の人々の問題が議論の対象となっている」と彼は語った。

CPDフェローは、「議論では、若者の雇用、技能不足、海外移住の傾向も指摘された。また、国民の役割や、最近の大規模な暴動の影響を受けて今後どのように国を前進させるかについても多くの提案があった」と付け加えた。

「行われた最も興味深い議論の一つは、公務員がいかにしてビジネスマンになり、政治家に転身したかということだった。一方で、ビジネスマンがいかにして政治家になり、またその逆も議論された」と彼は語った。

人々が恐怖と信頼の危機について議論していることを指摘し、彼は「これは決して私たちの将来の見通しを損なうべきではない。私たち全員がバングラデシュのこの新たな可能性に固執し、未来を前進させなければならない」と述べた。

同委員会の活動計画について同氏は「議論を踏まえ、マネーロンダリングや銀行融資の返済未了、税金未払い、政府機関での窃盗などのプロセスの解明に努める」と述べた。

「今回の調査結果により、次の予算や今後数日間に実施されるすべての改革、あるいは行われるすべての政治活動が、問題解決に役立つ可能性がある」と同氏は述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20241003
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/white-paper-committee-holds-first-regional-meeting-sylhet-3718361