[Financial Express]BSSの報道によると、観光業界の関係者らは日曜日、最近の学生主導の暴動で打撃を受けた同国の観光・宿泊業界を復興させるため、包括的な危機管理計画を求めた。
業界の専門家らはセミナーで、観光客の安全確保の強化、広報活動の強化、国際観光フェアへの参加、海外のバングラデシュ大使館への観光担当者の任命など、一連の対策を勧告した。
「観光業回復へのロードマップ:バングラデシュの現状」と題されたこのイベントは、航空・旅行業界の大手出版物であるバングラデシュ・モニターが主催した。
太平洋アジア観光協会(PATA)のピーター・A・セモーネ会長が主賓としてプログラムに出席し、セッションの司会はバングラデシュ・モニターの編集者カジ・ワヒドゥル・アラム氏が務めた。
世界観光ネットワーク(WTN)バングラデシュ支部の事務局長サイード・グラーム・カディール氏は基調講演で、7月と8月の政治抗議活動後の観光部門の低迷を分析した。
同氏は、ホテルの稼働率は移動中に10~15%に急落したが、その後30~35%程度に回復したと指摘した。
しかし、海外からの予約の多くはキャンセルされたままだという。
カディール氏は、ロードショーや視察旅行(FAM)の企画、電子ビザ制度の確立、バングラデシュの国営航空会社ビーマンの観光促進への参加、非居住バングラデシュ人(NRB)の影響力の活用など、いくつかの復興戦略を提案した。
彼は、この分野の再建を支援するために、インバウンド旅行業者を評価する必要があることを強調した。
政府統計によると、バングラデシュは昨年55万5000人の外国人観光客を迎え、観光部門は国内GDPの3.2%に貢献した。
カディール氏は、バングラデシュの観光業は潜在的に成長しているものの、依然として国内旅行者が主力となっていると述べた。
議論に参加した他の参加者には、PATAバングラデシュ支部長のシャヒド・ハミド氏、事務局長のタウフィク・ラーマン氏、バングラデシュ旅行業者協会(TOAB)会長のモハメド・ラフザマン氏、ユニーク・ホテル・アンド・リゾーツCEOのモハメド・シャカワス・ホセイン氏などがいた。
Bangladesh News/Financial Express 20241007
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/stakeholders-call-for-crisis-management-plan-to-revive-tourism-sector-1728237854/?date=07-10-2024
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