[Financial Express]コロンボ、10月7日(AFP):スリランカは月曜日、経済回復を強化するため、新たに2億ドルの世界銀行融資を確保したと発表した。左派のアヌラ・クマラ・ディサナヤケ大統領が選挙で勝利して以来、初の外国資金となる。
自称マルクス主義者のディサナヤケ氏は、2022年の島の経済崩壊に対する国民の怒りを背景に先月政権を握り、大幅な増税を撤回し、公務員の給与を引き上げ、不評の29億ドルの国際通貨基金(IMF)救済策を再交渉すると約束した。
月曜日に発表された融資は、2022年の経済危機後に世界銀行が行った5億ドルの融資に続くもので、世界銀行は声明で「公平な経済の促進」に役立つと述べた。
ディサナヤケ氏は、この融資は「安定、成長、弱者の保護のための経済改革」を支援するものだと述べた。
新大統領は先週、前任者のラニル・ウィクラマシンハ氏が暫定合意した147億ドルの対外商業信用の再編を承認したが、これは物議を醸した。
ウィクラマシンハ大統領は、9月の大統領選挙で敗北する2日前に、国際国債保有者および中国開発銀行との合意を発表した。
ディサナヤケ首相はより良い条件を求めていたが、コロンボでIMF代表団と協議した後、同政権は合意を尊重すると述べた。
スリランカは最悪の金融危機で外貨が枯渇し、2022年に初めて対外債務不履行に陥った。
生活必需品の深刻な不足に対する数ヶ月にわたる街頭抗議活動は、当時の指導者ゴタバヤ・ラジャパクサの失脚につながった。
かつては少数派だった左派政党の議員であるディサナヤケ氏は、汚職と不正経営に対する国民の憤りを背景に当選した。
大統領は就任宣誓から14日後に11月に突然の議会選挙を実施すると宣言した。
債券保有者やIMFとのいかなる取引も次の議会の承認が必要となる。
Bangladesh News/Financial Express 20241008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/sri-lankas-leftist-govt-secures-200m-wb-loan-1728319313/?date=08-10-2024
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