[Financial Express]マプト、10月7日(AFP):貧困に苦しむモザンビークでは、ジハード主義者の暴力により、低迷する同国の経済に大きな弾みをもたらす可能性のある天然ガスプロジェクトが停滞しており、水曜日、緊張した雰囲気の中で大統領と議会の選挙が行われた。
大きなサプライズがない限り、半世紀前にポルトガルから独立して以来政権を握ってきた政党に対する批判や幻滅にもかかわらず、社会主義政党のモザンビーク解放戦線(フレリモ)が政権を維持するだろう。
「フレリモがリードすることは分かっている。彼らはいつもそうだ」とドゥルセ・ミカス氏は首都マプト近郊で行われた野党集会の傍らで語った。任期2期の任期制限が切れたフィリペ・ニュシ大統領は、日曜日に行われた同党の最後の集会で、フレリモの持続力を確信していた。
「我々は勝利することに何の疑いもない!」と65歳のニュシ氏は述べ、これまで目立たなかった州知事ダニエル・チャポ氏を後継者に選ぶよう有権者に呼びかけた。
マプトのエドゥアルド・モンドラーネ大学の政治学講師ドミンゴス・ド・ロサリオ氏は、脆弱な制度と横行する政治的駆け引きを指摘し、「何も変わらないだろう」と語った。
「選挙プロセスの完全性は深刻な問題だ」とプレトリア安全保障研究所の研究員ボルゲス・ニャミレ氏は語った。
次期大統領候補のチャポ氏(47歳)は、政治や政府での経験がほとんどない。「彼は無名だ」とニャミレ氏は言う。
ナミレ氏は、フレリモ氏の対立派閥が、国防、金融、天然資源の重要ポストへの任命においてフレリモ氏が影響力を持つ可能性があると考えたことが、同氏を候補者に選んだ理由かもしれないと述べた。
チャポ氏の選出は世代交代を意味する。同氏は独立後に生まれた初のモザンビーク大統領となり、またフレリモと反共産主義のレナモの間で1975年から1992年にかけて行われた壊滅的な戦争に参加していない初の大統領となる。
選挙戦の最後の数週間で、新たな顔が誕生した。カリスマ性あふれるベナンシオ・モンドラーネ氏(50歳)だ。同氏は6月に党首争いの末、レナモ党首を辞任した。
Bangladesh News/Financial Express 20241008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/little-change-expected-1728315253/?date=08-10-2024
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