[Financial Express]エメラルド・オイル・インダストリーズは昨年7月12日までの5か月間で株価が508パーセントという驚異的な上昇を経験したが、ダッカ証券取引所によれば、これは意図的な価格連動情報の結果だったという。
多くの場合、情報は意図した結果をもたらさなかった。
主要証券取引所によると、米ぬか食用油製造会社は、日本に拠点を置くミノリが取締役会を掌握した後の営業再開、日本に新支店を設立、新しいボイラーを設置し、日本のベンチャー企業との契約を締結したことなどに関する情報を開示し、そのたびに株価は上昇した。
フィナンシャルエクスプレスは証券取引所が作成した調査報告書のコピーを確認した。
DSEはまた、アブ・サダット・モハメッド・ファイサルとモハメッド・ラジブ・アル・マムーンの2人が株価操作に関与していたことも発見した。2人はエメラルド・オイルの株式の一連の取引を実行し、市場価格を人為的につり上げた。
エメラルド・オイルの株価は昨年2月16日から7月12日の間に1株当たりわずか30タカから182.5タカに急騰した。
その後株価は下落の一途をたどり、月曜日には1株当たり26.30タカで取引を終えた。昨年7月から85%下落した。
あるグループが、高値で売った株を一般投資家に売って巨額の利益を得た。
今年2月、フィナンシャルエクスプレスは、エメラルド・オイルが40億タカ相当の外国投資の誘致についてメディアにプレスリリースを出したことで証券法に違反したという記事を掲載した。ミノリ・バングラデシュは声明の中で、ドバイに拠点を置くサファ・キャピタルと契約を結んだと主張し、株式を売却して運転資金を得るか、担保として保有するとした。しかし、ミノリが保有する同社の株式全体の価値はそれほど高くなく、3年間の拘束期間がある。
一方、2022年1月にエメラルド・オイルに投資したミノリ・バングラデシュは、保有株の一部を売却して巨額の利益を獲得した。
同社は1株当たり10タカで3,522万株を購入し、その後360万株を1株当たり53タカから69タカの価格で売却した。ミノリは3月に350万株を市場価格で売却する意向を表明し、4月18日までに売却を完了した。この期間中、エメラルドオイルの株価は1株当たり53タカから69タカの間で変動した。
例えば、株式が1株あたり65タカで売却された場合、ミノリは保有株全体のわずか10.22%を売却するだけで2億3400万タカの資本利益を得ることになる。
同社は2023年7月23日、日本企業であるビーボーン社と米ぬか原油3,000トンの輸出に関する覚書(モU)を締結したと発表した。これによりエメラルド社の輸出量は倍増することになる。
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Bangladesh News/Financial Express 20241008
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/dhaka-bourse-finds-emeralds-link-with-artificial-stock-price-hikes-1728319546/?date=08-10-2024
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