[Financial Express]ムンバイ、10月9日(AFP):インド中央銀行は水曜日、世界第5位の経済大国である同国で成長が鈍化する中、金利を据え置いたが、将来的な利下げの可能性を残した。
インド準備銀行は、中央銀行が商業金融機関からの融資に対して支払う短期金利である基準レポ金利は10会合連続で6.50%に据え置かれると発表した。
中央銀行総裁のシャクティカンタ・ダス氏は、成長を支えつつインフレを目標に沿わせることに「明確に注力」し続けると述べた。「インフレという馬を厩舎に連れ戻すのに多大な努力を要した」と同氏は語った。
「馬がまた暴走してしまうかもしれないので、門を開ける際には細心の注意を払わなければなりません。」
世界の主要中央銀行はインフレ率の低下に対応して世界的な金融緩和サイクルを開始しており、米連邦準備制度理事会も先月、4年以上ぶりに金利を引き下げた。
インドの8月の小売物価上昇率は3.65%で、7月の3.54%をわずかに上回ったが、どちらの数字も中央銀行の目標である4%を下回った。
アナリストらは、中東で進行中の紛争が将来的に金利上昇リスクをもたらす可能性があると考えている。しかし、インド準備銀行の金融政策委員会は、政策スタンスをこれまでのタカ派的な立場から「中立」に転換すると発表し、将来的な利下げの土壌を整えた。
中央銀行の決定は、経済成長の減速の兆候が初期に現れたことを受けて行われた。
インドの3~6月期の成長率は、政府支出の減少と都市部の消費者心理の低迷を示す経済指標により6.7%となった。
データによればインドは依然として世界で最も急速に成長する主要経済国の一つだが、成長率は過去5四半期で最も低く、中央銀行の予測である7.1%を下回った。
Bangladesh News/Financial Express 20241010
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/india-central-bank-leaves-interest-rates-unchanged-1728496814/?date=10-10-2024
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