[Financial Express]ビエンチャン、10月9日(AFP):東南アジア諸国の首脳らは水曜日、地域首脳会議でミャンマー軍事政権の代表と会談し、同国の内戦終結に向けた外交努力の停滞を打開しようと努めた。
数か月にわたり中国船とフィリピン、ベトナムの漁師との間で激しい衝突が続いてきた南シナ海紛争も、東南アジア諸国連合(ASEAN)の会合の議題となる予定だ。
ASEANは、数千人が死亡し、数百万人が家を追われたミャンマー危機について、交渉による解決策を見つけようと3年間努力してきたが、成果はなかった。
同連合は、2021年2月のクーデターを受けて軍事政権の指導者らを首脳会談から締め出し、代わりに「非政治的な」代表者を派遣するという招待を将軍らは拒否した。
しかし軍事政権は態度を軟化させ、ラオスで3日間開催される会議に外務省高官を派遣した。軍事政権がトップレベルの会合に代表を送るのは3年半ぶりとなる。
この方針転換は、一連の戦場での敗北を受けて軍が敵国に対し、紛争終結を目指した会談を前例のない形で要請してから2週間後に起こった。
アウンサンスーチー氏の政権を追放した数週間後、軍事政権は平和回復のためASEANとの「5項目合意」案に同意したが、その後それを無視し、政権への反対意見や反体制派に対する血みどろの弾圧を強行した。
首脳会議後にASEAN議長国を引き継ぐマレーシアのモハマド・ハサン外相は、ミャンマーが協力すべき時が来たと述べた。
「ミャンマーもASEANの意見に耳を傾ける必要がある。ASEANの一員である以上、ASEAN憲章を遵守する必要がある」と同氏は記者団に語った。
Bangladesh News/Financial Express 20241010
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/se-asian-summit-seeks-progress-on-myanmar-civil-war-1728496503/?date=10-10-2024
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