[Financial Express]ストックホルム、10月10日(AFP):世界最大の家具小売業者イケアは10日、オンラインストアと実店舗の客足回復のため価格を引き下げた結果、年間売上高が減少したと発表した。
スウェーデンの同社は、8月までの会計年度の売上高が451億ユーロ(493億ドル)で、前年同期比5.3%減少したと発表した。
同グループの主要株主であるインターイケアは声明で、「これは主に価格の低下によるものだ。世界経済の低迷と家庭用家具市場の縮小にもかかわらず、この成果が達成された」と述べた。
「しかし、イケアは継続的に低価格化に投資しており、市場シェアは拡大している」と声明では付け加えている。
イケアは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴うサプライチェーンのボトルネックにより世界的にインフレが上昇する中、2021年12月に平均9%という異例の値上げを発表した。
同グループは店舗での販売量を増やすため、2023年9月から値下げを開始した。
イケアは、値下げ後、実店舗への来店者数が4.5%増加し、オンラインでの来店者数は21%増加したと発表した。
「消費者の需要増加に伴い、販売量も増加している」と同社は付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20241011
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/ikea-posts-fall-in-annual-sales-1728582678/?date=11-10-2024
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